教習所で「死にたいと思ったことがありますか」に〇をつけた僕

車と単車の免許証を取り直しになっている。

 

酒の絡みだが、飲酒運転をしたわけではない。

 

コロナで配送の仕事をしなければ、持病がある僕は密の中で働けないのがあり

ここを乗り切っていけないほど、経済的に圧迫されている。

 

今月は全ての支払いができない。していない。

 

そこで中免を持っていた僕が原付を取りに行く。

配送、新聞配達でも、日銭を稼がなくてはいけないから。

 

昔お金が無くて普通自動車の免許を二十歳の時にやっと取りに行けることになった。

 

たまたま高校の同級生とその大学の友達2人と同じ合宿の教習所に行くという事で駅のホームで会った。

 

同じ宿舎だった。

 

入ってすぐの適性検査で、「今まで死にたいと思ったことがありますか?」

という問いがあった。

 

僕は迷わず、「有る」に〇をつけた。

 

それが終わった後に高校の同級生が

「あれ見た!?死にたいと思ったことがありますかだって!」

と大笑いして言っていた。

 

僕は何だか複雑な心境だった。

 

小さい時から死にたいと思っていた。

家庭がおかしすぎた。

 

両親ともいない時期もけっこうあった。

 

普通の家なら死にたいなんて思わないらしい。

 

数年前に精神科医に「希死念慮」と書かれた。

(精神科に現在かかっているわけではない)

 

ある動画で寺田さんが堀江さんに、「家入さんが死にたい、死にたい、死にたい」

って言ってるんですよ。

と何か忘れたけれど、SNSでの発信の事を言っていた。

 

彼女は笑っていた。

堀江さんは黙っていた。

 

きっとそれが普通なんだと思う。

理解が出来なくて笑うんだと思う。

 

でも人は本当に死にかけると、死にたくないと思う。

何度も死にかけたことがあるから分かる。

 

だから家入さんも人何万倍も頑張って、逆に人を救っている。

 

最も尊敬する経営者である。

 

僕も遠回りしてしまったけれど、家入さんに近づきたい。

 

「苦しんでいる子供たちを救いたい」

 

理想としては素晴らしい。

 

でも自分自身がキチンとできていないのに、人を救う事なんておこがましいのではないか。

 

家入さんの様に、自分があれだけの大きな存在、大きな資金を持ってから

「CAMP FIER」の様にどうやってお金を使うかをとっくの前から考えていたことを、現実として人を救うために行動としてできるのではないか。

 

人間には欲がある。

 

それは物欲とは違うものでもある。

自分自身を表現したいというのも「欲」だ。

 

そのはざまでもがき苦しむことから逃げてきた僕は、もういい歳になったけれど、これから自分の為、人の為にやって行こうと思う。