子供と老人

僕は苦しんでいる子供たちを救うための場所を作って、それを仕事として稼ぐことに対して悩んでいた。

 

でも、離れているけれど別れた9歳の娘がいる。

僕は彼女に対しての責任がある。

 

稼がなくてはと焦っていた。

僕自身がやっとこさっとこ生きているからだ。

 

でも待てよ。

介護施設は?

 

僕の頭の中をよぎった。

 

老人たちは有難く(今の時代は)そういう施設を使っている。

 

出来るだけコストをかけずに子供たちを救うシステムを作れば?

 

今日は家入一真さんのnoteを読ませて頂いて、決心がついた。

「やろう」

もちろん子供たちを救うことが僕の一番の動機だ。

自分も苦しんだから。

 

いじめにもあい、半分以上引きこもった。

他校の奴らが皆、うちの学校へ来いと言ってくれた。

 

でも母親は許してくれなかった。

 

「逃げになる」

 

からと……。

 

いいのではないか?

僕は家でも小学校4年生の時から一緒に暮らしだした義理の父親にも虐待を受けていた。

 

今まさしく苦しんでいる子供たちがいる。

 

殺されてしまう子供もいる。

 

僕は頑張ったけれど、家入さんの様にはなれなかった。

 

でもまだ死んではいない。

 

やれることがある。

生きている限り。

 

家入さんの弟さんの様に、亡くなった後でもこうやって人の人生の岐路を決めるくらいの存在もある。

僕は魂というものを信じている。

 

祖父母に育てられていた僕にとっては、いつでもピンチの時に助けてくれる。

肉体としては存在してはいないけれど、僕は感じる。

 

今日は元旦。

 

新しい年の始まりであり、よくここまで生かさせていただいたことか。

 

サザンオールスターズの初のアルバム

「熱い胸騒ぎ」

その中の「いとしのフィート」を聴いている。

 

年を越す独り身の男を歌った唄だ。

 

このコロナ禍の中で皆さん大変な思いをしているけれど、力を合わせて乗り越えていきましょう。

 

引きこもりでも、なんでも、今はインターネットがあるいい時代だ。

 

FIERCAMPなんて、粋なシステムを作ってくれた家入一真さんに本当に感謝しています。

 

有難うございます。

 

熱い胸さわぎ(リマスタリング盤)

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